2017年08月29日

医師と患者のコミュニケーション・病状をうまく伝えるコツ

8月26日、新潟市横越公民館で、
医師と患者のコミュニケーションの講座。

医師にあなたの病状をうまく伝える
コツについて学ぶ。
講師・新潟大学大学院・保健学研究科
保健学博士・内山美枝子教授。

参加者は約50名

主催・新潟気軽に省エネくらぶ
共催・にいがた市民環境会議

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写真 正面左・内山教授・右・波多野千代代表

インフォームド・コンセント(説明と同意)は
医師に聞きたいことを整理して伝え説明を求める、
患者の当然の行為となって久しいが、いまだに病状を
うまく伝えることの難しさをその立場で実演実習し、
あらためて痛感した。

今回は、患者と医師の関係を医師の立場、患者の立場で
隣席の方と病状を聞く、話す実習を行った。
そして5W1Hの情報伝達のポイントを学んだ。
(When(いつ)・ Where(どこで)・How(だれが)・
Whot(なにを)・Why(なぜ)・How(どのように))


 その上で、、患者の立場で、また医師の立場で何を
感じたか。役割を交替してどうだったかなど
実演実習し、後で話し合った。

結果、聞き方も、話し方も意外に難しく、
具体的に話すことも難しいことが分かった。
師となると聞き方の意味も難しいなどの
感想も話し合った。

 内山先生から病状をうまく伝えるコツとして
第1は、5W1Hを参考に、自分で優先順位を
決めて話す、具体例を学んだ。

つまり、つから、どこで、誰が、何をきっかけ
として、どこが、どのように、話すかである。
つまり情報伝達ポイントを教わった。

第2は、伝えたいことリスト、聞きたいことリスト
を書き出し、メモを作り、聞きたいことには
優先順位をつけるなどである。

例えば、
@治療の選択肢は他にある?
Aそれぞれの治療の利点と欠点について?
Bこれまでの生活を変える必要性?
C今後どんな症状がでるか?以上の事例に納得した。

 今回の勉強会で、インフォームド・コンセントが
当たり前を再認識した。

今から30数年前、私は体調を崩し、ある病院の診察を受けた。
その時、看護師さんが開いておられた血液検査結果の
カルテを覗いた。

「お医者さんの許可を得ずカルテを
見るとわ何事ぞ(患者のぶんざいでと言わぬばかりに)」
と大きな声できつくたしなめられたことを思い出した。

その時、看護師さんはお医者さんにすごく気を使われている様子を感じた。それほど医師は絶対的存在なんだと思った記憶がある)

医療の進歩は甚大だ。そして今、医師と患者のコミュニケーションを重視する時代である。看護師さんも医師と同等に頑張っておられる姿を目の当たりにしている。

インフォームド・コンセントのとおり、患者の言え分も大切にされる時代になったことを喜ばしく思っているこのごろである。

この講座に新津支部からも多数参加し、なるほど、なるほど、病気情報をうまく伝える5W1Hは、分り易いとお互いに共感を呼んでいた。
考えると、文章でも、説明でもあらゆる情報が、この法則にか適うと実感した。

       (以上 新津支部からでした)
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posted by さつきちゃん at 23:01| 新潟 ☔| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月20日

消費者問題シンポジウム in 新潟

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写真 シンポジウムの様子 

8月19日、新潟市の新潟東映ホテルで
「これからの消費者教育を考えよう」
をテーマに公開シンポジウムが開かれた。

主催・内閣府消費者委員会。
  ・NPO法人消費生活ネットワーク新潟

参加者・消費生活関係者・団体・行政など85人

 最初にNPO法人消費生活ネットワーク新潟の
長谷川かよ子理事長が「消費者市民社会の構築
について、各々の立場で取り組もう」とあいさつ。

基調講演は、内閣府消費者委員会委員長
      河上正二氏(東京大学大学院教授)    

テーマ「消費者委員会の活動と消費者教育」
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写真 分り易くお話される川上委員長

 健全な市民社会を目指す、消費者教育は、
民法の教育の精神であるという。

 消費者・生活者の目線で、社会の根幹部分の
人間関係や価値感、その対立を制度や手続き
などで語る力が必要である。

民法規範の根底には、法文化の伝統思考や
行動様式があり、民法を学ぶことは、

「人間社会のありよう」について導くもの
と明快に結論づけて話された。

つまり消費者教育は、強く賢い消費者として
適切な施策が必要であり、2011年以降の
新学習指導要領に入っている。

小学校では、ルールや決まりを守ることの意義。
中学校では、環境に配慮した生活の工夫など。

消費者基本法第7条には・・・消費者の自立
が謳われいるなど、消費者教育推進法には、

消費者市民社会の定義や消費者教育の7つの
基本理念が定められるなど、自立した消費者
の育成に向けた活動を期待して講演をされた。

報告 田中貴子氏(県消費者行政課長)
新潟県消費者教育推進のための方策について
           (新潟県県民生活環境部)

パネルデスカッション
コーデネーター
内閣府消費者委員会・樋口一清委員
            (法政大教授)
パネリスト
消費者庁・消費者教育推進室長 ・青山陽子氏
弁護士・消費生活ネット新潟理事・江花史郎氏
新大教育学部長・教授     ・柴田 透氏・
新潟県消費者協会事務局長   ・高杉陽子氏
新潟県立県央工業高校家庭科教諭俣倉朋美氏
報告者            ・田中貴子氏
以上、六氏がそれぞれ話題提供した。

新潟県消費者協会事務局長の高杉氏は、
消費生活サポーター育成事例を報告、
樋口委員は新潟モデルをすめてほしい、
とコーデネートされていた。
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写真 高杉氏の新潟県の消費サポーター育成と見守りネットワークづくり
各パネリストは、
弁護士による消費者教育の取り組みや出前授業。
教育の外部連携による実践教育と人材の育成。
サポーターを派遣してほしい、現場の教員にも
消費者市民社会の資料をお願いしたい。
ビデオで分り易い資料支援をしてほしい。
消費者協会員からは、暮し上手な消費者を
目指す・生き方上手を学ぶ消費者市民社会を
期待する声もなどなど。

最後に、
消費者教育と消費者市民社会の育成は、
今日的課題であり、消費者として大いに
期待もし努力もしたいと考える仲間が
多かった。
内田樹氏の言葉を借り、「今だけ、金だけ、
自分だけ」の世の中を憂い、消費者市民
社会の育成で世の中を温かく優しく、
明るくを育ててほしいと願うものである。

     (以上 新津支部からでした)
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posted by さつきちゃん at 22:44| 新潟 ☁| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月18日

私たちの消費(買い物)が未来を変える。(講演とパネルデスカッションから)


8月10日、新潟県民会館で、私たちの消費が未来を変えるを
テーマに基調講演とパネルデスカッションが開催された。
主催は新潟市総務部行政経営課。(新潟市ホームページを参照

基調講演は、元消費者庁長官・新潟市政策アドバイザー
      阿南 久氏
テーマは「かしこい消費(買い物)って何だろう?」

〜地産地消、エコ商品、食品ロス問題から考える。

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写真 右・コーディネターの阿南久氏
阿南氏は、.消費生活の相談内容から、2,002年から架空請求の
相談件数が増加。健康食品の送りつけ、電話勧誘販売が増加、
特に在宅認知症の方の被害が多いという(消費者白書)。
トラブルは、送り付け商法、振り込め詐欺、架空・不当請求、
P8100058.JPG点検商法、訪問購入、利縮商法などを啓発、新潟市の高齢者等
安心見守り活動事業を具体的に紹介された。

パネルデスカッション「より良い消費を目指して」
〜地域の暮しと環境を守っていくために〜
コーディネーター阿南 久氏
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写真・4人のパネリスト
(左端・新潟市山崎和美会長)

パネリスト
新潟市消費者協会会長 ・山崎 和美氏
    @食品ロス削減への取り組み
JA新潟未来企画組織課長・霜鳥 稔里氏
    @JA食農食育活動〜出前授業(地産地消教育活動)
気軽に省エネくらぶ代表・波多野 千代氏
      @市民と行政の懸け橋に!
新潟小学校教諭    ・森  千恵氏
    @小学校における消費者教育
 最後に山崎会長は、食品ロスは600万トン
そのうち、半分は家庭からのものです。
調査、勉強会など食品ロス削減に取り組んで、
各家庭の意欲的な取り組みからと考えた。
阿南講師は、これには、深い問題があると指摘する。

各パネリストも、自立した消費者の育成、
本当においしい旬の食材、環境、健康へ。
などなど、食と関する日常を家庭から、
地域、日本全体へ、そして地球全体にと述べた。
阿南講師は、大人の食育を考え直す時期である。
「食べ物に対すると敬意が大切」と強調された。
                    (以上 新津支部でした。)


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posted by さつきちゃん at 15:23| 新潟 ☁| Comment(0) | 消費生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする